

【相談】
昨年、新築一戸建てを購入。毎月の住宅ローン返済(変動金利)が家計を圧迫し、児童手当を子供名義でためているほかには、貯蓄ができません。来春入園する長男の幼稚園代をどう捻出(ねんしゅつ)するか、貯蓄が増えないなか、繰り上げ返済をすべきか悩んでいます。私の終身保険を解約し、もっと安い保険に入り直すべきでしょうか。
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【回答】
住宅ローンが家計を圧迫し、貯蓄ができないと感じておいでですが、返済方法を見直す際に気を付けたいのは、目先の返済額だけにとらわれないこと。「家計が厳しいから」と、月々の返済を楽にしようとすると、返済総額が増えるケースが多いからです。
岡田さんにお勧めしたいのは、貯蓄から200万円を使って繰り上げ返済をし、月々の返済額は減らさず、ボーナス併用払いにする方法。これで、ボーナス時に5万7000円(年間で11万4000円)を返済すると、返済期間を8年短縮でき、返済総額は313万円も減る計算です。
岡田家は、5年ごとに返済額が見直される変動金利の住宅ローンで、しかも現在は2・075%という低金利なので、返済期間を1年でも短くした方が安心だと思います。
また、月々の返済額を減らし、幼稚園代を捻出したいなら、200万円の繰り上げ返済をした上で、返済期間を変えずに、ボーナス併用払いにする方法も。月々の返済額が1万5000円ほど減るので、幼稚園代の半分くらいは捻出できるでしょう。ただし、返済期間を変えない場合、繰り上げ返済をしても、利息の軽減効果は約84万円にとどまります。
奥様の終身保険については、すべて解約するのではなく、1500万円の死亡保障を500万円に減額されてはいかがでしょうか。医療特約は解約し、医療保険に入り直すことをお勧めします。終身保障で、保険料を60歳で払い終えるタイプなら、老後の保険料負担がなく、保障は一生続きます。
たとえば、損保ジャパンひまわり生命から発売された終身医療保険「健康のお守り」の場合、月5016円の保険料で日帰り入院から、1日1万円(1入院60日まで)の入院給付金が受け取れます。保険料支払いは60歳まで。健康保険が適用されない先進医療にかかる治療費(技術料)も、通算で1000万円まで保障されます。
終身保険を減額し、医療特約を解約することで、終身タイプの医療保険に入っても、今より保険料負担は減らせるはずです。(ファイナンシャルプランナー)
(2008/08/18)