

【相談】
4年前に夫を亡くし、パート収入と遺族年金で暮らしています。大学院生の長男、3年制の看護学校に通う長女とも奨学金を借りており、2010年春に卒業予定。中2の次男は大学進学の予定はありません。今は職場の宿舎があって家賃もなく、暮らしが成り立ちますが、次男が高校を卒業すると遺族年金も減ります。子供の独立後、どうすれば暮らしていけますか。
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【回答】
ご主人亡き後、3人のお子さんを育てていらっしゃる山元さん。奨学金ではまかなえない部分があるため、大学院と看護学校の学費負担などで貯蓄は来年かなり減りそう。ご次男も、高校進学後は奨学金を申請される予定ですが、私立高校だと、在学中に貯蓄が底を突く可能性もあります。
まず、大学進学の予定がないなら、ご次男のこども保険を高校進学時に解約し、在学費用に充てられては。奨学金といえども、返済義務のあるお金は、できるだけ減らすべきだからです。公立高校に進学できれば、学費の多くは解約返戻金でまかなえるはず。私立の場合、奨学金を加えてまかなうプランを立てましょう。これで家計も少し楽になります。
山元さんご自身の保険も気になります。現在はひとり親家庭への軽減制度で、医療費は月1000円程度。それなのに、養老保険で1日1万5000円の入院保障を得ています。しかも、保障は60歳まで。軽減はご次男の高校卒業までなので老後が不安です。
そこで、保険の見直しを提案します。死亡保障はSBIアクサ生命の「カチッと定期」に入ると、1000万円の死亡保障を、月3540円(10年間)の保険料で得られます。医療保障は、損保ジャパンひまわり生命の「健康のお守り」。日帰り入院から1日1万円の入院保障が、月5510円の保険料(終身払い)で得られます。
養老保険の解約で、保険料も差し引き1万3000円くらい減ります。ご次男が卒業され、死亡保障が不要になれば、「カチッと定期」の方は解約してもOKです。
あとは、気になる老後について。ご次男の高校卒業後、遺族年金は8万〜9万円程度に減ると思われます。パート収入があれば、生活は成り立ちそうですが、定年で宿舎にいられなくなると大変。年金で基本生活費はまかなえても、家賃までは難しいからです。
そこで、定年前から市営住宅などにマメに応募し、家賃負担の少ない住居を確保すること。また、山元さん名義の年金が出るまでは、働き続けることが老後の生活設計に必要だと思います。(ファイナンシャルプランナー)
(2008/10/27)