産経新聞社

ゆうゆうLife

退職か復職かで悩んでいます


 【相談】

 今年結婚し、現在妊娠2カ月です。妊娠中の今もパートで働いています。職場には産休制度があり、パートでも産休を取って復職可能で、退職か復職かで悩んでいます。夫の収入だけでも、わが家の家計は成り立つでしょうか。

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 【回答】

 本田さんは新婚で、現在、妊娠2カ月とのこと。お子さんの誕生が待ち遠しいですね。今回は出産前に退職する場合と、産休を取って復職する場合の、家計の変化を考えてみます。

 ご主人のみの収入になった場合、まず見直したいのは奥さまのこづかい。専業主婦としては、月5000〜1万円程度に下げたいところです。

 加えて、ご実家への愛犬代は、ボーナスでまとめ払いされては。この2つの見直しで表面的な赤字は避けられます。「表面的」の意味は、家計簿に日用品費や雑費、教養娯楽費、被服費などの費目がなく、実際の出費はもう少し多いと思われるからです。

 できればご主人の昼食費も、ボーナス時にまとめて渡す半年払いに変更すれば、育児費なども捻出(ねんしゅつ)できそう。家計を絞る際、月々の家計を赤字にしない努力は重要。ボーナスで赤字補填(ほてん)すると、貯蓄が増えにくくなってしまうからです。

 今度は、復職するケース。復職する場合、産休中はお給料の3分の2程度、育休中はお給料の5割程度が支給されます(うち2割程度は育休終了後に支給)。休業中は本田家の月々の貯蓄額は減りますが、特に家計を見直さなくても乗り切れるでしょう。復帰後の保育料も、現在と同水準の収入が得られれば、大きな問題にはならないはずです。

 退職か復職かは、ご夫婦の子育てに対する考え方で決めるもの。しかし、今まで月10万円以上の貯蓄をしてきた本田さんには、「貯蓄が増えなくなるストレス」にも目を向けることをお勧めします。

 なお、本田さんがお住まいの自治体では現在、妊婦健診は5回まで無料。来春以降、無料健診の回数が増える可能性があり、その場合は追加の受診券を配布する予定とのこと。広報紙などをマメにチェックすることをお勧めします。

 お子さん誕生後、3歳の誕生月まで月1万円、その後、小学校6年生までは、月5000円の児童手当が受けられますが、全額を貯蓄に回したいもの。普段利用していない銀行や信用金庫に新しく振込口座を作るなど、生活費の口座とは分けて管理するのが、確実にたまるコツです。(ファイナンシャルプランナー)

(2008/11/17)