

【相談】
市のアルバイト職員です。上の子が小学生になり、収入は減っても仕事時間を減らそうかと悩んでいたところ、正職員への登用を打診されました。手取り月収が6万円ほど増え、年間100万円ほどボーナスも出るそうです。仕事を減らすか、思い切って正職員になるか、どちらがいいでしょうか。
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【回答】
お子さんが保育園から小学生になる過程で「仕事を続けても良いものか」と悩む女性は少なくありません。保育園と違い、送り迎えはなくなりますが、宿題を忘れていないか、忘れ物はないかなど、親の役目が増えるからです。
また、友達など、周囲の環境が変わり、お子さん自身が情緒不安定になることも。わが家も、3人の子供が保育園を卒園するたび、悩んだりしたものです。
今回は、先輩ママとしてのアドバイスになりますが、結論から言うと、私は正職員になることをお勧めします。せっかくのチャンスですし、「仕事を減らして子供のそばにいてあげた方が」と悩むのは、下のお子さんの年齢を考えても、あと2〜3年のこと。過ぎてみれば、子育ての一過程だったと振り返れると思うからです。
ライフプラン的にも、子育てが落ち着いたころに、教育費負担が重くなり始めます。住宅ローンの借り換えで貯蓄が減った吉田家にとって、上のお子さんが小学生の間が、貯蓄を増やす最大のチャンス。仕事を減らして収入が減ると、貯蓄のできない家計になってしまうと思われます。
逆に、月6万円の収入増になれば、貯蓄を月5万〜6万円に増額でき、お子さんたちの塾代などが発生しても、月の収入でまかなえます。奥さまのボーナスも、多くを貯蓄に回せるので、2年に1回は繰り上げ返済も可能です。
正職員になってしばらくは、お子さんに「もっと、してあげたいことがあるのに、時間が足りない」と悩む場面もあるでしょうが、代わりに「貯蓄が増えない不安」はなくなります。
収入が増えれば、奥さま名義の厚生年金受給額も増えるなど、老後資金でもメリットがあります。日々の生活に追われ、精神的につらいこともあるはずですが、割り切って正職員を目指されてはいかがでしょうか。
一生懸命働くお母さんの姿を見ていれば、お子さんが自分で宿題や持ち物の管理ができるようになる可能性もあります。外食や旅行など、収入増を家族全員で実感できるイベントを増やすのもお勧めです。(ファイナンシャルプランナー)
(2008/12/01)