産経新聞社

ゆうゆうLife

ALS題材に音楽朗読劇 25日、都内で

 ALS(筋萎縮=いしゅく=性側索硬化症)にかかった大学教授と教え子の心の交流を描いた音楽朗読劇「モリー先生との火曜日」が25日午後7時、東京・上野の東京文化会館で上演される。収益金は、日本ALS協会に寄付される。父親をALSで亡くした井料拓也さんが演出、姉の井料瑠美さん(元・劇団四季)が出演する。

 恩師、モリー先生の病気を知って駆けつけた教え子に、モリー先生は死を恐れるよりも、人生を語り合うことを求め、最後の授業の日々が始まる。ノンフィクションの原作は、米国でミリオンセラーになった。2002年からオフブロードウェーで上演されている。

 音楽監督は小原孝さん。入場料は7千円。問い合わせは、東京労音((電)03・3204・9933、平日午後6時まで)。

(2008/03/20)