産経新聞社

ゆうゆうLife

書評 内藤いづみさんが出版


 2月まで連載した「最期のときを家族と」の筆者で、在宅ホスピス医の内藤いづみさんが、幸せになるヒントを紹介した「しあわせの13粒」(コシカ発行、1000円)を出版した。

 内藤さんが患者さんから教えられた名言から、「人のせいにはしない」「人の幸せとは比べない」「欲張らない」などを紹介している。イラストは強直性脊椎炎(せきついえん)で痛みや炎症と闘いながら創作を続ける絵本作家、まつおかさわこさん。

 内藤さんは「与えられた幸せに気付いたときに輝く患者さんと接し、命は希望の力に生かされていると気付きました。その力を伝えたい」としている。購入申し込みは住所、氏名、連絡先を明記し、FAX(055・252・4811)か郵送(〒400−0008 甲府市緑ケ丘1−4−16 ふじ内科クリニック内「ひと休み村出版」)で。本に同封される郵便為替で1冊1000円(送料別)を支払う。

(2009/03/04)