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北海道新幹線の工事を前に
ドラえもん海底列車 今月でお別れ JR北海道
8月2日(水) 東京朝刊
青函トンネル内の吉岡海底駅と函館駅を往復するJR北海道の「ドラえもん海底列車」が8月末で惜しまれつつ運行を終える。8年間で延べ35万人が訪れる人気だったが、北海道新幹線の工事が始まるため。

青函トンネル開業10周年を記念し、平成10年に運行開始。深さ約150メートルの吉岡海底駅にある「ドラえもん海底ワールド」にはのび太の部屋などがあり、着ぐるみショーが行われ、子供らには「のび太に会えた」「ドラえもんのことがよく分かった」と好評だった。

吉岡海底駅が工事のための資材置き場になることから運行終了が決まり、工事後はトンネル保守のために使われる。

展示物やドラえもんが描かれた列車の再利用は未定。

孫と訪れた岩手県平泉町の千葉七蔵さん(67)は「なくなってしまうのは寂しい。お祭りなどで使ってほしい」と話す。

運行は1日1〜3往復で、8月27日まで。予約はほぼ埋まっているが一部に空席がある。大人3000円、子供1500円。

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問い合わせはJR北海道電話案内センター、TEL011・222・7111。