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中国、ＴＶショッピング規制
「豊胸」「減量」ＣＭダメ
8月2日(水) 大阪夕刊 by 野口東秀
【北京＝野口東秀】中国の国家ラジオ映画テレビ総局は８月から、「豊胸」「減量」に効果がある−などとして食料品や医療器具を宣伝するテレビショッピング番組の放映を差し止めた。多くの場合、商品利用者の「使用前、使用後」の映像を放映しながら、誤解を与えるほど誇大な広告が横行しているためで、市場経済拡大の陰で当局はずさんな広告統制に四苦八苦している。
放映禁止となったのは、豊胸、減量の商品のほか、身長を高く見せる商品も含まれている。生活水準の向上と健康増進ブームに乗って９０年代後半以後、こうした広告はテレビのほか雑誌で急増。とりわけ、美しさを求める女性を対象にした広告が目立ち、新聞や雑誌には「胸が豊かになる」「色が白くなる」など一連の誇大公告があふれかえっている。
今回の規制は、多大な影響力を持つテレビに焦点を当てており、当局者は「商品の使用前後のイメージが異なりすぎるうえ、非科学的な根拠で効果を宣伝している」と批判している。美容整形もブームを呼んでおり、安易に試し、手術の失敗に悩む若者らのトラブルが絶えない。
放映禁止となったのは、豊胸、減量の商品のほか、身長を高く見せる商品も含まれている。生活水準の向上と健康増進ブームに乗って９０年代後半以後、こうした広告はテレビのほか雑誌で急増。とりわけ、美しさを求める女性を対象にした広告が目立ち、新聞や雑誌には「胸が豊かになる」「色が白くなる」など一連の誇大公告があふれかえっている。
今回の規制は、多大な影響力を持つテレビに焦点を当てており、当局者は「商品の使用前後のイメージが異なりすぎるうえ、非科学的な根拠で効果を宣伝している」と批判している。美容整形もブームを呼んでおり、安易に試し、手術の失敗に悩む若者らのトラブルが絶えない。
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