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盛岡の日照は平年の45%
7月の雨 観測史上最多だった 日照時間は最短
8月2日(水) 東京朝刊
長梅雨により各地で豪雨被害が相次いだ7月の月間降水量は、無人の地域気象観測システム(アメダス)の観測地を含めると、全国の171地点で7月の雨量としては観測史上最多だったことが1日、気象庁の観測で分かった。日照時間も9地点(気象台、測候所のみ)で過去最短だった。

月間降水量が過去最多となった地点のうち、福島県の喜多方609ミリ、長野県の伊那598ミリ、京都府の間人(たいざ)(京丹後市)502ミリ、兵庫県の香住(香美町)565ミリなど、平年の3倍を超えた所もあった。

5〜7月の梅雨シーズン全体でみると、アメダスで観測した24時間雨量は長野県や島根県、九州南部を中心に29地点で、72時間雨量は82地点で、それぞれ観測史上最多を記録。全国のアメダスで時間雨量50ミリ以上を観測した回数も延べ171回と、アメダスによる観測が始まった昭和51年以降、最も多かった。

月間の日照時間が過去最短だった地点は、盛岡の64・1時間(平年の45%)、新潟の98・3時間(同54%)などだった。

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