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60年ぶりの定席復活
天満天神繁昌亭が完成 桂三枝会長らが竣工式
8月8日(火) 大阪夕刊
落語専門の定席「天満天神繁昌(はんじょう)亭」(大阪市北区)が8日、完成した。

同亭で竣工(しゅんこう)式が行われ、上方落語協会の桂三枝会長ら約150人が出席、60年ぶりの定席復活を祝った。オープンは9月15日。

繁昌亭は鉄筋3階建て、延べ約590平方メートル。外観は薄茶色で隣の大阪天満宮とマッチしている。

座席は216席とこぢんまりしており、マイクなどを使わなくても、落語家の生の声がじっくり聴けるサイズになっている。建設費は約4400件、計1億8000万円の寄付金でまかなった。

この日は、神事を行ったあと、桂三枝会長が「本当に胸がいっぱい。平成に生きる噺家(はなしか)にとって定席をつくって次につなげることが使命だった」とあいさつ。その後、繁昌亭前に約100人の落語家が集まり、万歳をして完成を祝った。

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桂三枝さんら150人が出席して、竣工式が行われた「天満天神繁昌亭」=午前9時20分、大阪市北区
桂三枝さんら150人が出席して、竣工式が行われた「天満天神繁昌亭」=午前9時20分、大阪市北区