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室内着、買い物やドライブなどの普段着に
もんぺ 注目集める 風通しよく涼しげ
8月14日(月) 大阪夕刊 by 岡嶋大城
このところの和服ブームを受け、着物や浴衣が流行する中、普段着感覚で楽しめる男性用の「甚平(じんべい)」や女性用の「もんぺ」、作務衣の上衣に似た「ひっぱり」が、新しい和服ファッションとして、若者に注目されている。着物や浴衣と違って帯を結ぶことなく、楽に着こなせる気軽さが受けているようで、風通しもよく、涼しげな姿は夏の普段着にもぴったりと評判だ。

「ひっぱり」に「もんぺ」姿で、店内の商品を整理する女性スタッフ=神戸市中央区の三宮センター街の呉服店「本多屋」
「ひっぱり」に「もんぺ」姿で、店内の商品を整理する女性スタッフ=神戸市中央区の三宮センター街の呉服店「本多屋」


神戸市中央区の三宮センター街にある呉服店「本多屋」では、紺や白色を基調に格子や縦じまをあしらった甚平や、赤や黄色を基調に水玉模様の柄などを配したもんぺなどバラエティーに富んだ商品を扱う。

経営者の本多正樹さん(52)は「5年ほど前から、20代の若者が甚平やひっぱりに袖を通すようになり、徐々に人気が出てきた」と話す。

紺や茶系の色を基調にした格子柄や縦じま模様の商品などが売れ筋で、価格は5000〜8000円。サラリーマンやOL、学生が室内着として、また、ちょっとした買い物やドライブに出かける際の普段着として購入していく姿が目立っている。

かつて農作業などで女性が着ることが多かったもんぺにしても、色や柄のバリエーションによって、懐かしさとともに、かわいらしさを演出するトレンディーファッションに変化。また、割烹(かっぽう)着がわりに、ひっぱりを着る女性も増えているという。

「高級着物など、和服の伝統を守り続けることも大切だが、時代の流れやニーズに応じた商品を出していくことも欠かしてはならない」と本多さん。祭りや花火大会で、よく見かけるようになった甚平や、もんぺ姿の若者たち。浴衣と並ぶ夏の新たな和服スタイルとして定着するか。

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