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国際線、最大5600円
日本航空が追加値上げ 
8月18日(金) 東京朝刊
日本航空は17日、航空燃料の高騰に伴い、グループ航空会社の国際線運賃の値上げを発表した。値上げ幅は片道5600〜700円で、10月1日発券分から適用する。国際線の値上げは今年3月に続き、今年に入って2度目。

今回値上げするのは、通常運賃とは別に徴収している「燃油特別付加運賃」で、燃料価格上昇分の一部を利用者が負担する。韓国線の場合、現行の1300円から2000円に、運航距離が長いブラジル線では、現行の1万1500円が1万7100円になる。現在1バレル=90ドル前後に値上がりした航空燃料が、1カ月連続して80ドルを下回った場合は値下げする。

これにより日航は約130億円の増収となる。ただ、燃料価格が現行水準で推移した場合、日航の当初燃料費見込みより約170億円の負担増となるため、日航の竹中哲也取締役は「燃料価格の高騰は、自助努力の範囲を超えている」と値上げの理由を説明している。

日航では、来年度に通常運賃も値上げする方針。燃料費高騰では全日本空輸も100億円の燃料費負担増を見込んでおり、国際線値上げで追随する可能性がある。

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