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新宿高野のスープdeピーチ
ひんやり、つるりの夏のスイーツ
8月24日(木) 大阪夕刊
とろとろのゼリーの中に、桃がごろんと入っている。その名も「スープdeピーチ」(1個420円)。阪急百貨店(大阪市北区)に出店している新宿高野(東京都新宿区)のオリジナルデザートで、8月末までの限定商品だ。

新宿高野の「ス−プdeピーチ」=阪急百貨店
新宿高野の「ス−プdeピーチ」=阪急百貨店


このデザートは、「ひんやり」をテーマに「つるり」をイメージした作品。これまでの食感とは違うものを求めて、スープのようなとろとろにたどり付いたという。増田和巳店長は「お客さまに何か心に残る印象的なものをお出ししたいと常に思っている」と話す。

スプーンですくうと、こぼれ落ちそうなゼリー。桃を一噛みするとじわーっと果汁が広がった。ゼリーは二層構造で、上はスープ状だが、下はもっちり。

オレンジの皮が香りを引き立て、見た目も鮮やかだ。金粉ものっている豪華さが贈答品としても人気を集めている。

さらに、さわやかな味の中にアクセントを加えているのが黒豆だ。重厚感ある渋い甘みが、爽快(そうかい)感をいっそう際だたせる。

ひんやり、もっちり、つるんの三拍子がそろったゼリー。今はやりのグルメタレントなら、「まさに、スイーツのオーケストラやー」とでもいうのだろうか。

女性のリピーターが多いだけでなく、1個だけ買って帰る男性もいるという。増田店長は「本当に好きな人が買っていかれる」とうれしそう。夏だけの限定品なのが残念だが、来年の夏もお目にかかりたいデザートだ。

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