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国内シェア15%狙う
東芝 新液晶テレビ「REGZA」9月発売
8月24日(木) 東京朝刊
東芝は23日、液晶テレビ「REGZA(レグザ)」の新製品12機種を9月中旬から順次発売すると発表した。新機種投入により今期の国内シェア(市場占有率、26型以上)を15%に高める目標。フルハイビジョン対応型やハードディスク搭載型など多彩なラインアップをてこに、年末商戦では先行するシャープやソニーに迫る。

液晶テレビ「REGZA」

最上位の「Z2000」シリーズ(32〜47型)は次世代DVDなどに対応した高精細のフルハイビジョンが特徴。また、「H2000」シリーズ(32〜42型)は300ギガバイトのハードディスクを搭載して録画機能を備えた。想定価格はZシリーズが30万〜60万円、Hシリーズが30万〜45万円。

178度という広い視野角を確保したIPSパネルを採用し画像処理回路を一新したことで「きめ細かな肌の質感を再現できる」という。本体は「硯(すずり)」をイメージした落ち着いたデザインに仕上げた。

東芝の4〜7月の国内液晶テレビシェアは12%前後で、シャープ、ソニーに続く「3位グループに位置している」(新倉諭執行役常務)。国内で15%を確保し、現在6〜7%の世界シェアも10%の大台を目指す。また、「液晶テレビ事業全体も黒字に浮上させる」(同)目標も明らかにした。年末商戦へ向け、各社の薄型テレビの陣容が次第に整ってきた。

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