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米人気ドラマ「ロスト」第3シーズンのキーマン
英の俳優、ヘンリー・イアン・キュージックに聞く
8月29日(火) USA TODAY
【ラニカイ(ハワイ州)=USA TODAY(ウィリアム・ケック)】ABCテレビの人気ドラマ「ロスト」の10月から始まる第3シーズンは、ヨット事故が原因でドラマの舞台の無人島に住みついた英国人デズモンドがキーパーソンになる。演じるのは英国出身の俳優、ヘンリー・イアン・キュージック(39)だ。

ヘンリー・イアン・キュージック=ハワイの新居(USA TODAY=ロバート・ハナシロ)
ヘンリー・イアン・キュージック=ハワイの新居(USA TODAY=ロバート・ハナシロ)


デズモンドは第2シーズンの最終回に登場。キュージックはこの役で、エミー賞に先がけて発表されるクリエーティブ・アーツ・エミー賞のドラマシリーズ部門・ゲスト男優賞にノミネートされた。

惜しくも受賞はならなかったが、「ロスト」のレギュラー出演と結婚を手にしており、ハッピーであることに変わりはない。

スコットランド人とペルー人の血を引く。「ロスト」出演のきっかけは、友人で俳優のブライアン・コックスを訪問したことだった。「ロスト」の総合プロデューサー、カールトン・キューズ氏が、コックスの隣家に住んでいたのだ。

「(キューズ氏が)スコットランド人かアイルランド人のキャラクターができる俳優を探していると聞き、チャンス到来と確信した」(キュージック)という。

予感的中で採用され、ロケ地のハワイへ移住。これを契機に、ロンドンで劇場監督として活躍するアニー・ウッドさんと入籍した。2人は交際14年で3人の子どもがおり、つい最近、ハワイの借家で新たな生活をスタートさせた。

「ハワイで働いて暮らせるのは最高」とキュージック。「子どもたちはプール遊びに夢中で、荷物をほどく暇がないほど満喫している」。家を買わずに借家を選んだのは「家を買った出演者のほとんどがストーリーの中で死んでいるから」だそうだ。



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