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将来は住民票などの公的証明書も
コンビニで卒業証明 コピー機で発行、実験成功 
8月31日(木) 東京朝刊
独立行政法人・情報通信研究機構(NICT)とテプコシステムズなどは30日、セブン−イレブン・ジャパンの店舗にあるコピー機で大学の卒業証明書を発行するシステムを開発し、実証実験に成功したと発表した。将来的に、コンビニで住民票などの公的証明書を発行できるようにすることを視野に入れて、システムの高度化を目指す。

将来はコンビニのコピー機で大学の卒業証明書がとれるようになる=30日、セブン―イレブンの麹町駅前店(撮影・財川典男)
将来はコンビニのコピー機で大学の卒業証明書がとれるようになる=30日、セブン―イレブンの麹町駅前店(撮影・財川典男)


システムはNICTから研究受託したテプコと三菱電機が共同開発、セブン−イレブンと中央大学が実験に協力した。

セブン−イレブンは全店舗に情報通信機能が付いたマルチコピー機を設置している。このコピー機から卒業生の本人認証データを大学の証明書発行システムに送信、大学からコピー機に打ち返された証明書データをコンビニの店頭で印刷する。

セブン−イレブンの山口俊郎社長は、「住民票や戸籍謄本を遠隔地でもとれるようになるにはまだハードルがあるが、できるだけ早期に取り組みたい」と話している。



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