産経Webへ戻る
ENAKってどういう意味? | お知らせ | 新聞バックナンバー購入 | 問い合わせ | リンク・著作権 | MOTO | 産経Web
武田信玄の軍師
大河ドラマ「風林火山」 内野勘助 第1話から“全開”
12月9日(土) 東京朝刊 
井上靖原作による来年のNHK大河ドラマ「風林火山」(1月7日スタート、日曜後8・0)の第1話がこのほど、完成した。従来の時代劇では“脇役”だった、武田信玄の軍師・山本勘助にスポットを当て、彼の夢と野望に満ちた生涯を描く物語。大河初主演となる内野聖陽がなかなかの好演を見せている。  

NHK大河ドラマ「風林火山」で大河初主演となる内野聖陽

山本勘助は左目が見えず、足も不自由というハンディを持つが、合戦の作戦だけでなく謀略にも優れ、武田軍に数々の勝利をもたらした希代の軍師として知られる人物。井上の原作では50代からの勘助を描いているが、今作では若き日の大林勘助時代をオリジナルで作り、勘助像をより具体的に描き出していく(第11話まで)。

これまでの大河の第1話は人物紹介編にとどまることが多かったが、今回は「最初から内野さんを前面に出した作りにした」と、若泉久朗チーフプロデューサー。勘助が初めて甲斐の国(現在の山梨県)に足を踏み入れ、寒村の娘、ミツ(貫地谷しほり)と恋仲になるエピソードを軸にした展開で、冒頭から勘助に親近感を覚える構成。オリジナル脚本の自由さも手伝ってか、内野ののびのびとした演技が光っている。



産経Webは、産経新聞社から記事などのコンテンツ使用許諾を受けた(株)産経デジタルが運営しています。
すべての著作権は、産経新聞社に帰属します。(産業経済新聞社・産経・サンケイ)
(C)2006.The Sankei Shimbun All rights reserved.

ここは記事のページです