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長澤まさみら特別ゲストも
オールナイトニッポン 「40歳」祝う新旧の顔
  東京朝刊 by 岡本耕治
軽快な「ビタースウィートサンバ」のオープニングでおなじみの深夜番組「オールナイトニッポン」(ニッポン放送)が来年、40周年を迎える。同局は、長澤まさみや中島みゆきら特別パーソナリティーの起用やイベントで盛り上げていく。

歌からは想像できないハジケたしゃべりで人気を集めた中島みゆき。15日、オールナイトニッポンに戻ってくる

「オールナイト−」は昭和42年10月に放送開始の長寿番組で、深夜放送の代名詞的な存在。これまでに糸居五郎や亀渕昭信、今仁哲夫、笑福亭鶴光、タモリ、ビートたけしら多くの名物パーソナリティーを生み出し、熱烈なファンによって支えられてきた。

来年10月に40周年を迎えることから、同局では特番やイベント、特別パーソナリティーの起用などの企画で盛り上げる方針で、すでに吉井和哉や長澤まさみ、ポルノグラフィティらが特別パーソナリティーとして登場している。

15日には、歌手の中島みゆきがパーソナリティーとして復活する。中島は昭和54年から8年間月曜深夜の第1部を担当し、強い情念を感じさせる自作曲とはまるで違う底抜けに明るい語りで絶大な支持を得た。パートナーは、中島の1部終了後の2部を一時担当していた、うえやなぎまさひこアナウンサーが務める。

同局は「オールナイトは常に“若者の番組”なので、懐古的な企画はやらない」としており、中島の回も、かつての番組を懐かしむのではなく、中島のオールナイトを聞いたことがない世代をターゲットにした構成にする予定だ。

一方で、かつてのオールナイトファンたちに向けて、「オールナイトニッポン アゲイン」が10月から始まっている。

パーソナリティーは、49年から11年間も番組を担当し、“ミスター・オールナイトニッポン”と呼ばれた笑福亭鶴光。毎回、あのねのねや谷山浩子ら往年のパーソナリティーをゲストに、当時の逸話を紹介したり、名物コーナーを復活させたり。番組はBSフジでも放送され、高い人気を集めている。鶴光は「かつてのリスナーだけでなく、若い人も聞いてくれているようだ。不思議で面白い体験」と話す。

来春には大型イベントも開く予定で、新旧のリスナーを取り込み、オールナイトが熱く盛り上がりそうだ。

何でもありの遊園地…笑福亭鶴光
昭和49年にオールナイトニッポンを担当して驚いたのがハガキの量。毎週1万枚くらい来ていた。1000通読むだけでも、アルバイトを総動員して丸1日かかる。

当時はまだ全国放送に大阪弁が乗るのは珍しくて「意味が分からん」と抗議されたけど、すぐに「私は鹿児島の○○でおま」なんてハガキが来るようになりました。

いろいろ遊べて、なんでもありの遊園地みたいな番組でしたな。私は噺家(はなしか)ですから、音だけが勝負のラジオには向いてた。「この歌はこんな風に聴こえる」など、当時の企画をずいぶんテレビに持っていかれた。

今のラジオを聞いてると、タレントさんが自分のファンだけに話している感じがしますな。もっと“事件”を起こして周囲を巻き込まないと面白くないのと違いますか。

今また「オールナイトをやれ」といわれたら、ジジババ向けの笑いをやりたい。おばあちゃんのロストバージン話や、おじいちゃんの童貞喪失話。「やめろ、ばか、ヘンタイ」といわれるくらいでないとだめです。



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