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豪観光PRに一役
クロコダイルハンターの魂受け継ぐ 娘のビンディちゃん
   by USA TODAY
【ワシントン=USA TODAY(アン・オルデンバーグ)】クロコダイルハンターとして人気があった豪タレントで自然保護活動家のスティーブ・アーウィンさんの死去から3カ月。未亡人のテリさん(42)と長女ビンディちゃん(8)が出演するコンサートが米国で開かれると発表された。

スティーブ・アーウィンさん夫妻と娘のビンディちゃん=2002年6月

アーウィンさんは今年9月4日、番組撮影中にアカエイに刺されて死亡した。44歳だった。

米国でのコンサートは当初、父娘が出演する予定だったが、テリさんが亡き夫に代わって出演する。オーストラリア観光PRが目的で、1月14日にロサンゼルス、同20日にニューヨークで開催される。

オーストラリアで電話取材に応じたテリさんは「ほろ苦さを伴うコンサートになる。夫は精いっぱい生きてきた。大きなことをやってやろうと考えたわけではなかった。ただ、動物が大好きで、そのためヒーローとみられるようになった」と語った。

不安だったのは、長男ロバート君(3)を含め2人の子どもが、父親の死をどう受け止めるかだったが、ビンディちゃんは「ビンディ・キッド・フィットネス・ビデオ」を発売するなど、タレント性を発揮。「動物好きなのも父親そっくり」という。

ロバート君は「パパが天国から戻ってくればいいのに」といって、母親を心配させたが、「私も同じように思っている。そんな発言を心配したのは神経質になっていたせい」とテリさんは語る。

アーウィンさんの最後の企画「オーシャン・デッドリエスト」はディスカバリー・チャンネルで1月21日に放送される。



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