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クリスマスに癒やしの歌姫 
エンヤ、サラ・ブライトマン CD好調
  東京朝刊 by 岡田敏一
クリスマスを前に、欧州の歌姫2人のCDが人気を集めている。英国のサラ・ブライトマンは10月に発売されたベスト盤の売り上げが50万枚を突破。アイルランド出身のエンヤも先月発売したクリスマスソング入りの特別盤が約6万枚という好調ぶり。共通するのは、ポップスに伝統音楽や古典を融合させた「クラシカル・クロスオーバー」の曲調。新しいのにどこか懐かしい癒し系のサウンドが、ストレス過多の現代人にうけているようだ。

サラ・ブライトマン(左)とエンヤ

クラシック声楽に根ざした歌唱法が特徴的なブライトマンのベスト盤「輝けるディーヴァ〜ベスト・オブ・サラ・ブライトマン〜」は、CMソングに採用された「タイム・トゥ・セイ・グッバイ」などを収録。オリコンの洋楽アルバムチャートで5週連続1位となり、発売1カ月で50万枚を突破した。

発売元の東芝EMIは「よく耳にしながら、題名などが分からなかった曲をまとめて収録したことが人気の要因では」と分析する。この大人気には本人も驚いた様子で、先月プロモーションで来日した際には、何度も「英国から遠く離れた日本に大勢のファンがいるなんて本当にうれしい」と話していた。

一方のエンヤは日本でもおなじみ。アイルランドの伝統音楽をベースに、自身の歌声を重ねて録音した独自のサウンドがうけて、1988年のメジャーデビュー以来、これまでに発売したアルバム5枚の日本での売り上げ累計は約800万枚にものぼる。

5作目のアルバムに、賛美歌などのクリスマスソング4曲をセットにしたCD2枚組「アマランタイン〜プレミアム・ウィンター・エディション」を11月22日に発売したところ、「順調な売れ行きで10万枚は確実」(発売元のワーナーミュージック・ジャパン)という相変わらずの人気ぶりだ。

2人に共通するのが、伝統や古典のイメージ。音楽評論家の小倉エージさんは「民族音楽やクラシック音楽の要素を盛り込んだ癒し系のサウンドは、壁にかけた絵画のように生活に溶け込む。音楽に癒しを求める都会暮らしの女性らを中心に今後も支持されていくのでは」と話している。



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