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警察庁見通し「飲酒運転問題 マナー向上に
交通事故死、6年連続減少 51年ぶり6000人台前半に
  東京朝刊
警察庁は21日、今年の交通事故死者数の見通しなどをまとめた「平成18年中の交通警察活動の概況」を発表した。年間死者数は昨年6871人だったが、今年は19日現在で6097人となっており、6年連続で減少。昭和30年以来、51年ぶりに6000人台前半になる見通しとなった。

死者数減少について、警察庁は「シートベルトの着用率向上や歩行者の信号無視などが減ったことに加え、飲酒運転による事故が社会問題化したことが全体の運転マナー向上につながったのでは」と分析している。

概況によると、事故の発生件数と負傷者数は平成16年に過去最悪を記録したが、今年は17年を下回る水準で推移。11月末現在の発生件数は80万3022件、負傷者は99万5206人だった。

11月末までの死者数を年齢層別にみると、全年齢層で減少。65歳以上も前年同期比で151人減って2484人だったが、死者全体に占める割合は年々増加し43・5%に上った。

一方、今年6月に始まった駐車違反取り締まりを民間に委託した効果について全国の主要路線を調べたところ、施行前に比べ放置駐車台数が59・5%減少し、渋滞も12・2%減ったとしている。



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