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「スネイクス・オン・ア・プレイン」
“クールの帝王”サミュエル・L・ジャクソン
8月21日(月) USA TODAY
サミュエル・L・ジャクソン(57)の最新作はキャスティングが決まる前からインターネットで話題となっていた「スネイクス・オン・ア・プレイン」。航行中の旅客機内に大量の毒蛇が放たれるパニック・スリラーで、ジャクソンはその場に居合わせる連邦捜査局(FBI)捜査官を演じている。

サミュエル・L・ジャクソン

“クールの帝王”の異名をとるジャクソンは、自分を蛇に例えるなら「黒いマンバ(アフリカの毒蛇)。たちが悪い。人の横をただでは通り過ぎないヤツさ」とにんまり。

今回は演技以外でもクールぶりを発揮。配給元ニュー・ライン・シネマにもともとのタイトル「パシフィック・エア・121」の変更を助言し、ネット上での話題づくりに貢献した。

「この手の映画はタイトルがすべて。機中に蛇。だれが聞いてもぞっとする」とジャクソン。さらに「おれはクールでも何でもない。クールな役に恵まれてきただけ」と言ってのける。共演のキーナン・トンプソンによるとジャクソンは見かけと全く違い、「新聞好きで、株に詳しいインテリ。株の読みはプロ並み」。

ジャクソンは現在、現役俳優のなかで出演映画の総興行収入が38億ドル(約4370億円)とトップ。2位はハリソン・フォード(33億ドル)で、「ジョージ・ルーカスに通行人でもいいから(フォード主演の)『インディ・ジョーンズ4』に出してくれと交渉しているんだ」とジャクソン。「ハリソンがおれを抜かないようにね」と再びにんまりだ。

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