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米紙ロサンゼルス・タイムズ報じる
「硫黄島」オスカーの本命に浮上!?
12月13日(水)東京朝刊 
【ロサンゼルス=松尾理也】第2次大戦末期の硫黄島での戦いを日本側の視点から描いた「硫黄島からの手紙」(クリント・イーストウッド監督、公開中)がこのほど、ロサンゼルス映画批評家協会賞最優秀作品賞を獲得。さらに、米放送映画批評家協会賞作品賞候補にもノミネートされた。

今月6日、米映画批評会議最優秀作品賞に輝いたのに続くもので、来年2月に発表されるアカデミー賞に向け、「本命に浮上した」(米紙ロサンゼルス・タイムズ)との声も上がり始めた。

渡辺謙さんが主演した「硫黄島−」は、米国では今月20日から公開される。同じ硫黄島での戦闘を米国側の視点から描いた「父親たちの星条旗」は興行成績がふるわなかった上、「硫黄島−」はほとんどが日本語で、英語字幕での公開となるといった点から、米国の観客にどれほど受け入れられるか疑問視する向きもあるが、ロイター通信は「戦争映画の新しい地平を切り開いた」と絶賛している。

また、放送映画批評家協会賞助演女優賞候補には「バベル」で女子高生役を演じた菊地凛子さんがノミネートされた。

アカデミー賞を頂点とする米映画賞レースは、14日にハリウッド外国人映画記者協会が選ぶゴールデングローブ賞のノミネートが発表され、前半の山場を迎える。

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