映画「パイレーツ・オブ・カリビアン/デッドマンズ・チェスト」
「想像をはるかに超える大作」ジョニー・デップらが会見
7月11日(火)
今月22日に公開を控えた映画「パイレーツ・オブ・カリビアン/デッドマンズ・チェスト」の主演俳優、ジョニー・デップ、オーランド・ブルームらが来日し、10日東京・新宿のホテルで記者会見した。

主役のジャック・スパロウを演じたデップは「僕が楽しんで映画を作ったのと同じくらい、みなさんにも映画を楽しんでもらいたいです」とあいさつ。

会見の後に場所を東京・六本木に場所を移して行われたジャパンプレミアイベント。左からジェリー・ブラッカイマー、オーランド・ブルーム・ジョニー・デップ(鈴木健児撮影)
会見の後に場所を東京・六本木に場所を移して行われたジャパンプレミアイベント。左からジェリー・ブラッカイマー、オーランド・ブルーム・ジョニー・デップ(鈴木健児撮影)


「シリーズ9000作まで作りたいけれど、何よりもまず1作目でクビにならなかったことがありがたい。幅広い層に受け入れられて本当にうれしい」と喜びを語った。

オーランド・ブルームは苦労したシーンを問われて「水車の車輪の中でグルグル回りながら3人で戦うシーン」を挙げた。

前作「〜呪われた海賊たち」よりもさらにスケールアップされた今回の作品。ハリウッドの超大作映画に出演することについてデップは「僕にとっては大きな作品でも小さな作品でも、映画に出るということはサイコロのゲームのようなもの。1作目だって、あるいはコケていたかもしれないのだから。撮影中は仲の良い人たちと楽しく仕事をしているだけかという気分だったが、予告編映像を見て想像をはるかに超える大作だと知って驚きました」と、満足そうに語った。

オーランドは「映画がここまででこられたのは、ジョニーの力のおかげ。そんな彼から撮影中に教わったことは、お酒の飲み方。特にラム酒とワインですね」と会場を笑わせた。

デップは「オーランドとまた一緒に撮影できたことはとてもうれしかった。前作から3年もたっていますが、僕にとってはちょっと休暇をとって、また家族のもとへ戻ってきたみたいな感覚でした」と続けた。

7日の全米公開以来、この作品は(1)全米初日興行歴代1位(5554万ドル)(2)オープニング3日間興収歴代1位(1億3202万ドル)(3)映画史上最速の興収1億ドルを突破などの記録を樹立。製作者のジェリー・ブラッカイマーは、さらに欧州の7つの市場で初日興行収入の新記録を作ったことを明かし、「ハリー・ポッター・シリーズを抜くことができてうれしい」と笑顔を見せた。

ブラッカイマーは、すでに来年公開予定になっている3作目には、ロックバンド、ザ・ローリング・ストーンズのギター奏者、キース・リチャーズが海賊役で出演するという話にも言及し「キースにはツアーの合間をぬって、2、3日撮影に参加してもらうつもりです。彼の衣装はジョニーが見立てました」と明かした。

デップは「ロサンゼルスの気持ちのいいある午後の時間に、ホテルの部屋でキース・リチャーズに衣装を着せました。とてもよい時間でした」と振り返った。


spacer.gif

お気軽にメールをください。ここをクリックするとお使いのメールソフトが自動的に起動します。

この画像をクリックすると銀幕旅行のサイトに飛びます

この画像をクリックするとTVnaviのサイトに飛びます

この画像をクリックするとTVnaviのサイトに飛びます

産経Webは、産経新聞社から記事などのコンテンツ使用許諾を受けた(株)産経デジタルが運営しています。
すべての著作権は、産経新聞社に帰属します。(産業経済新聞社・産経・サンケイ)
(C)2006.The Sankei Shimbun All rights reserved.