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ドキュメンタリー?]フィクション
「セプテンバー・テープ」9.11から1年 アフガンは…
10月17日(火) 東京朝刊 
米中枢同時テロの1年後、アフガニスタンで発見された8本のビデオテープ。そこには驚愕すべき現地の映像が収められていた…。公開中の米映画「セプテンバー・テープ」は、ドキュメンタリーとフィクションを組み合わせた異色作だ。

ドキュメンタリーとフィクションを組み合わせた異色作である米映画「セプテンバー・テープ」

テロの首謀者とされる国際テロ組織アルカーイダの指導者ウサマ・ビンラーディン容疑者の行方を追ってアフガニスタン入りし、消息を断った米ドキュメンタリー監督ドン・ラーソン(ジョージ・カリル)。1年後、彼らが残したテープが発見され、そこには恐るべき映像が…。

監督・脚本担当のクリスチャン・ジョンストンと、通訳役で出演したプロデューサーのアフガニスタン系米人ワリ・ラザキは「メディアはテロやビンラーディンについて肝心なことを報じていないのでは…」と疑問を感じたことが製作のきっかけと語る。

そして、「ついでにビンラーディンを発見したら大スクープ!」と意気込んで現地入り。危険地帯に出向いて命からがらの撮影に挑み、その映像をもとに、事実と推測を組み合わせた。

現実とフィクションの“境界”のあいまいさが逆に、テロ後のアフガニスタンの現状を浮かび上がらせている。

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