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男同士のキスシーンに注目?
もう1つのカポーティ公開 
10月17日(火) by USA TODAY
【トロント=USA TODAY(スーザン・ウロズーニャ)】作家トルーマン・カポーティを描いたもう1つの映画「インファマス(悪名)」の公開が一部で始まった。カポーティ役を演じるのは英俳優トビー・ジョーンズ(39)。昨年公開された同じ題材の映画「カポーティ」では主演のフィリップ・シーモア・ホフマンがアカデミー賞主演男優賞を受賞している。

「インファマス」でカポーティを演じるトビー・ジョーンズ

2つの映画はほぼ同時に撮影が行われていたが、「カポーティ」が完成を急いだ。ジョーンズは「カポーティ」は見ないようにし、カポーティ本人が出演したテレビ番組で鼻にかかった声を研究したという。「かぜをひいたボブ・ディランのような声さ」とジョーンズ。

「インファマス」も前評判はよく、英国の映画研究者デービッド・トムソン氏は「今年見た最高の映画」と評し、とくにジョーンズの演技をほめる。サンドラ・ブロック、シガニー・ウィーバー、ジェフ・ダニエルズら、出演者の顔ぶれは豪華だ。準主役の死刑囚ぺリー・スミスを演じるのは、007シリーズの現ジェームズ・ボンド、ダニエル・クレイグだ。

カポーティとスミスとの男同士のキスシーンはすでに悪名(?)高い。このキスシーンについて、ジョーンズは「ちょっといまいましいが満足のいくものだった」という。

2人は2000年の映画「ホテル・スプレンディド」で共演したときからの知り合い。「ダニエルとは、女房も彼にキスしたことがあるほどの仲。難しいシーンだが、心強かった」とジョーンズは話していた。

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