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「さらに不気味さが増した」
3D版「ナイトメアー」に大満足 ティム・バートン監督
10月20日(金) by USA TODAY
【サンタモニカ(カリフォルニア州)=USA TODAY(クローディア・プイグ)】「チャーリーとチョコレート工場」、「ティム・バートンのコープスブライド」などで知られるティム・バートン監督(48)のヒット作「ナイトメアー・ビフォア・クリスマス」が13年ぶりに3Dでよみがえった(21日、日米同時公開)。

ティム・バートン監督

ハロウィンタウンに住む“カボチャ大王”ジャックが、ジャックに恋心を抱くサリーの心配をよそにクリスマスのハロウィン化を計画…という「ナイトメアー」。子どもたちを夢中にさせる作品の1つだが、全編ストップモーション・アニメ(人形を1コマごとに少しずつ動かして撮影する技法)という手間もあってか続編はなかった。

「作品のファンを裏切らないためにも続編は作らない。クリスマスソングの『赤鼻のトナカイ』のように風物詩的な作品になったことはうれしく思う」とは、作品PRでロンドンからやって来たバートン氏。オリジナルを加工した3D版のできばえには「さらに不気味さが増した。まさにこの感じを作りたかった」と満足げだ。

オリジナル製作時には想像できなかった昨今のアニメブームについては、「映画会社はようやくアニメの力を理解したようだが、子どもたちはだれよりも敏感な存在。言葉を話す動物たちの感動ストーリーには飽き飽きしているだろう」とちくり。

女優ヘレナ・ボナム・カーターとの間にもうけた3歳の息子には「まだ早すぎる」と「ナイトメアー」を見せていないそうだが、「(ナイトメアーの)キャラクター入りのおもちゃでよく一緒に遊ぶ」。がいこつ柄のパジャマを着せた写真を持ち歩いており、「外見も性格も母親似で何よりだよ」と笑顔をみせた。

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