産経Webへ戻る
ENAKってどういう意味? | お知らせ | 新聞バックナンバー購入 | 問い合わせ | リンク・著作権 | MOTO | 産経Web
「ハリウッドランド」
“スーパーマン”演じて脱皮 ベン・アフレック
   by USA TODAY
最新作「ハリウッドランド」でベネチア映画祭最優秀男優賞を受賞したベン・アフレック(34)が、演技派の本格俳優を目指し、意欲を新たにしている。ゴシップ誌などで定着した「ベン・アフレック」のイメージから脱却するのだ。

ベネチア映画祭でのベン・アフレック=8月31日
ベネチア映画祭でのベン・アフレック=8月31日


「ハリウッドランド」は1950年代のテレビ版「スーパーマン」を演じた俳優、ジョージ・リーブスの怪死事件の真相に迫るサスペンス。スーパーマンのイメージが定着し、俳優として大成しなかったリーブスを演じるアフレックは「型にはまってしまうことの辛さは分かる」と話す。「僕の場合は逆で、どんな役を演じても、あのベン・アフレックとみられていた」というのだ。

女優のジェニファー・ロペスとの婚約、破局騒動でゴシップ誌などに追い回されて以来、ほぼ2年間、一線から遠ざかった。この間は出演作品にも恵まれなかったが、「デアデビル」で共演した女優、ジェニファー・ガーナーと結婚、長女、バイオレットちゃんをもうけた。

家庭を持ったことで人生観が変わり、「以前は役者として傲慢(ごうまん)だったが、今は子どもに誇れる仕事をしたいと考えるようになった」という。「大作でも、出演を後悔した作品はいくつもあった」と打ち明け、今は味のある役柄を選んでいる。脚本、監督業にも力を注ぎ、現在、来年公開予定の「Gone, Baby,Gone」を製作中だ。

アフレックは「リーブスは人生に満足できなかった。主役、富、名声など手の届かないものばかり求めていたからだ。でも幸せは自身が満足すること」と話している。

産経Webは、産経新聞社から記事などのコンテンツ使用許諾を受けた(株)産経デジタルが運営しています。
すべての著作権は、産経新聞社に帰属します。(産業経済新聞社・産経・サンケイ)
(C)2006.The Sankei Shimbun All rights reserved.

ここは記事のページです