レシーバーマイク「サウンド リーフ」を発売
ふつうの携帯も「骨伝導」に NTTドコモ
7月19日(水) 東京朝刊
NTTドコモは、8月から、携帯電話に直接つなぐことで受話器の役目を果たす骨伝導レシーバーマイク「サウンド リーフ」を発売する。骨伝導スピーカーを組み込んだ携帯電話とは違い、外付けアクセサリーとしたことで、どの携帯電話でも骨伝導システムを利用できる。店頭価格で1万円前後になる見込み。

レシーバーマイク「サウンド リーフ」

通常の気伝導は、鼓膜で空気の振動をとらえ、それを聴覚神経に伝えて音を認識するが、骨伝導は頭蓋(ずがい)骨などを振動させて直接内耳の蝸牛(かぎゅう)に振動を伝える。このため、内耳より外側に障害がある場合、聞こえが良くなる可能性があり、これまでも携帯や固定電話などに応用されていた。

骨伝導携帯は、耳で他の騒音と交じらないためにうるさい場所でも聞き取りやすくなり、駅や雑踏で携帯を多用するビジネスマンや、工場や卸売市場などの関係者にも愛用者が多いという。

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