テレビの生放送で
「極楽とんぼ」相方の加藤浩次 涙の謝罪
7月19日(水) 産経Web
涙、涙の謝罪−。山本圭一の相方、加藤浩次(37)が19日、メーン司会を務める日本テレビ系「スッキリ!!」(月−金曜前8.0)の生放送冒頭、事件について「相方の加藤としても深くお詫び致します」と頭を下げた。

目を赤くし、悔しさ、怒りを抑えきれず、加藤は何度も手で涙を拭った。「(1989年以来)連れ添った相方が、こういった形で報道されることは、すごい腹が立ちますし、情けないし…ちょっと気持ちの整理がついていない状況です」と怒りと困惑の心境を吐露した。

山本とは劇団「東京ヴォードビル・ショー」で知り合い、1989年に「極楽とんぼ」を結成。同年に吉本興業入り後、バラエティー番組など二人三脚で活動、売れっ子コンビに育った。それだけに相方の"裏切り行為"に「山本のした反社会的行為というのは決して許されるものではないと僕も思っています」と糾弾。そして「会社が下した解雇という決断を、相方の山本に今は深く受けとめてもらいたい」と号泣した。

最後は「関係各位の皆さん、ファンの皆さん、本当に申し訳ありませんでした」と再び謝罪して頭を下げ、「深くお詫び申し上げます」と深々と頭を下げた。

約2分間にわたった"謝罪コメント"。いまも山本を「相方」と呼び、何度も頭を下げ、人目もはばからず、鼻水を垂らして男泣き。番組を見ていたある視聴者は「こちらがもらい泣きしてしまった」というほど、正直な言葉が次々と発せられた。山本は加藤の言葉をどう受け止めただろうか−。

spacer.gif

お気軽にメールをください。ここをクリックするとお使いのメールソフトが自動的に起動します。

この画像をクリックするとTVnaviのサイトに飛びます

産経Webは、産経新聞社から記事などのコンテンツ使用許諾を受けた(株)産経デジタルが運営しています。
すべての著作権は、産経新聞社に帰属します。(産業経済新聞社・産経・サンケイ)
(C)2006.The Sankei Shimbun All rights reserved.