過去30年で最長
九州と四国 やっと梅雨明け 平年より13日も遅く
7月26日(水) 産経Web
気象庁は26日、九州と四国が梅雨明けしたとみられると発表した。九州南部は平年より13日、九州北部(山口県含む)は8日、四国は9日それぞれ遅い梅雨明け。

平年だと、東北北部を除き梅雨明けしている時期。記録的豪雨に見舞われた九州南部(鹿児島、宮崎)の梅雨期間は60日を超え、梅雨明けを特定できなかった1993年を除き過去30年で最長という。

気象庁によると、梅雨前線は朝鮮半島付近まで北上して活動も弱まり、九州、四国地域は高気圧に覆われ晴天が広がっている。向こう一週間、にわか雨の降る日があるが、晴れて暑い日が続く見込み。

梅雨期間中の雨量は、鹿児島県の阿久根で1485.5ミリ、熊本市で1426.5ミリ、山口県の下関で1025.0ミリなど、平年の2倍以上に達した所もあった。

26日は、梅雨明けした九州と四国のほか、中国地方、東海などの広い範囲で午前中から気温が30度を超え、真夏日となっている。

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