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売上高1兆3300億円
阪急阪神HDが始動、日本有数の鉄道・流通企業に  
  東京朝刊 
阪急電鉄や阪神電気鉄道などを傘下にもつ「阪急阪神ホールディングス(HD)」が1日、誕生した。事業ごとの統合方針を協議する「経営統合委員会」と新会社の取締役会が同日、大阪市内のホテルで開かれ、役員構成や組織などを承認した。これにより、売上高1兆3300億円を抱える日本有数の鉄道・流通グループが始動した。

経営統合委と取締役会で、阪急阪神HDの角和夫社長(前阪急HD社長)は、「いよいよ新体制がスタートした。各部門を強化する施策を協議し、精力的な検討と具体策の推進に努めてほしい」とあいさつした。

阪急阪神HD代表取締役の坂井信也・阪神電鉄社長も、「両社が培ってきた企業風土や歴史を尊重し、日本一の私鉄グループと認められるよう、がんばっていこう」との決意を表明した。

統合後の新組織としては、新HDの下に阪急電鉄、阪神電鉄、阪急交通社、阪急ホテルマネジメントの4社が並ぶ構成。ホテル事業では、ホテル阪神の全株式を阪急ホテルマネジメントに譲渡するなどして「阪急阪神第一ホテルグループ」が発足。さらに、旧阪急HDと東宝、阪急百貨店を中心に形成していた「阪急東宝グループ」も、「阪急阪神東宝グループ」と名称を変更した。



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