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商品管理の取り組み強化
ICタグ着々浸透 三越がアパレルに拡大 
  東京朝刊
百貨店大手の三越が、ICタグを使った商品管理の取り組みを強化している。昨年から婦人靴売り場にシステムを導入していたが、「在庫管理の効率化で売り上げが1割以上伸びた」ことから、今月初めまでに9店舗のジーンズ売り場でも採り入れることにした。

ICタグによる商品管理システムを導入したジーンズ売り場=東京・日本橋の三越日本橋本店

新たにICタグ管理の対象とするのは、高級ジーンズの19ブランド約5万着。店頭の携帯電話型端末で、商品に取り付けたICタグを読み取る仕組みだ。

端末では売り上げや在庫数量などが調べることができ、本格運用した婦人靴では、店頭で在庫の即時検索や商品の補充発注の作業が効率的にできるようになった。

また、試着情報を全国9店舗で集計し、商品調達を担当するバイヤーがその情報を共有することで、「売れ筋」を探る需要予測にも活用できたという。三越は「設備投資は3年内に回収が可能。今後も対象商品を拡大したい」としている。



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