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再びおおわれるまでには約10年
あの甲子園のツタが… 改修工事のため「伐採式」 
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甲子園球場(兵庫県西宮市)では来年の大規模改修工事を控え、17日、名物となっているツタの「伐採式」が行われた。

球場正面近くで行われた式典には阪神電鉄、施工に当たる大林組の関係者約30人が出席。神主が祝詞をあげ、玉ぐしをささげた後、代表者がツタにおのを入れた。

実際の伐採は18日から始まる。今オフは一塁側アルプス席と内野席の外壁のツタを刈り取り、来年オフには残りのすべての伐採が完了する見通しだ。揚塩健治球場長は「(工事終了後の新しいツタの植樹で)再び球場全体を覆うには10年はかかるだろうが、甲子園のシンボルは必ず再生できると思う」と話した。



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