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小学生時代から「欽ちゃんの弟子になる」
「水戸黄門」松井天斗に聞く
  東京朝刊 by 安藤明子
「ずっと“どっきり”だと思っていたから、生まれて初めて行った京都の(東映)撮影所で里見浩太朗さんたちを見たときも、ずいぶん大がかりなどっきりだなって…。小学生の時から見ていた番組の中にまさか自分が入れるなんて思いませんでしたから」

「水戸黄門」で旅の風来坊“おけらの新助”を演じる松井天斗

愛嬌たっぷりの言い回しで初の本格的ドラマ出演を喜ぶ。高橋元太郎のうっかり八兵衛、三波豊和のよろず屋の千太に続く3代目のコメディーリリーフ、旅の風来坊“おけらの新助”にふんし、今月9日からご老公一行の世直し旅に加わった。

どっきりどころか、100人以上の候補者の中から「品行方正、上り調子のタレント、演技の色合いなどの諸条件を満たす人」(担当プロデューサー)を厳選したと聞きまたまたびっくりした後はしきりと反省。「ドジで失敗ばかりする新助のイメージを、コミカルでちょこまかした動きで表現したつもりだったけど、最初のできあがり映像を見たらかっちんこっちんでロボットみたいだった。気が弱い男なので喜びよりも緊張が先走ってしまった」と体を小さくしながらも、「この役はずっと続けたい」とファイトを燃やす。

小学生時代からの口癖が「欽ちゃん(萩本欽一)の弟子になる」。にっかつ芸術学院俳優科を卒業した平成4年、あこがれの「欽ちゃん劇団」の2期生として入団。お笑いユニット「カンカラ」のメンバーとして舞台、テレビを中心に出演してきたが、今回のメジャーデビューを祝って欽ちゃんから芸名(本名・松井智英)をもらった。

芸名の由来は「群馬の実家がテント屋なんです」。商売繁盛に貢献するか!?



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