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30ドル コンビニや量販店で
米で使い捨てビデオカメラが人気 
  東京朝刊 by 松尾理也/ロサンゼルス
ビデオカメラも使い捨て時代? 米国で発売された低価格のビデオカメラが話題を呼んでいる。30ドル(約3500円)から手に入るこのカメラ、ネット上での動画サービスの驚異的な成長とあいまって、日常生活におけるビデオの役割を根本的に変えてしまう可能性を秘めているといえそうだ。

米ピュア・デジタル社が発売している低価格ビデオカメラ。タバコよりやや大きめのサイズで、コンビニなどで売られている(撮影・松尾理也)

低価格ビデオカメラは、サンフランシスコの新興企業ピュア・デジタル社が発売。使い捨てタイプは30ドル、繰り返し使用が可能なタイプでも130ドルと格安だ。繰り返し使用タイプはパソコンに接続し画像を取り込むが、使い捨てタイプの場合、撮影後に小売店に持っていけば、画像をCD化してくれる仕組みとなっている。

従来、パソコンショップや電器店で販売されていたビデオカメラと異なり、こちらは街角のコンビニエンスストアや日用品量販店で売られているのも特徴だ。

ネット上では、利用者参加型の投稿動画サイト「ユーチューブ」などが人気を呼び、新しい広告市場としても急成長している。こうした状況をにらみ、ピュア・デジタル社は16日、クリック1回でネットにアップロードできる機能を加えた新機種を発表するなどしており、今後、さらに拡大しそうな勢いだ。



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