産経Webへ戻る
ENAKってどういう意味? | お知らせ | 新聞バックナンバー購入 | 問い合わせ | リンク・著作権 | MOTO | 産経Web
米国、児童の17%が肥満
ディズニーが肥満対策 ポテトなくし健康食品へ  
  産経Web by 渡辺浩生/ワシントン
「ディズニーランド」を展開する米ウォルト・ディズニー社は16日、園内のレストランで提供する子供向けメニューを脂肪や糖分を制限した健康食に切り替えると発表した。フライドポテトはニンジンに、炭酸飲料は果汁100%ジュースや低脂肪乳に変わる。米国では子供の肥満が社会問題化しており、子供への影響力を持つディズニーの対策は食品産業全体に波及しそうだ。

新基準によると、子供向けメニューの脂肪分は総カロリーの30%以下、糖分や動脈硬化の原因とされる飽和脂肪酸は10%以下に抑える。ミッキーマウスなどキャラクターを使ったお菓子にも糖分などの基準を設け、2008年末までに契約業者に履行を義務付ける。

米疾病管理センター(CDC)によると、米国では成人の32%、児童の17%が肥満とされ、フライドポテトやハンバーガーなど高脂肪食や、糖分の多いソフトドリンクの取りすぎが原因とされている。

ディズニーは「肥満の原因とされる企業との提携は社会的責任に反する」として今夏、マクドナルドとの間のキャラクター使用や映画提携契約を打ち切っている。



産経Webは、産経新聞社から記事などのコンテンツ使用許諾を受けた(株)産経デジタルが運営しています。
すべての著作権は、産経新聞社に帰属します。(産業経済新聞社・産経・サンケイ)
(C)2006.The Sankei Shimbun All rights reserved.

ここは記事のページです