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5年ぶりの新作に自信
ディディはやっぱりアーティスト 
   by USA TODAY
【ワシントン=USA TODAY(スティーブ・ジョーンズ)】ヒップホップ歌手のディディが本業の音楽に帰ってきた。この5年で初めてとなるスタジオ・アルバムの「プレス・プレイ」を発表。「初めてアーティストになったような気分」という自信作だ。

(USA TODAY)

ディディは歌手としてだけでなく、レコードレーベル「バッド・ボーイ・エンターテインメント」の経営者、音楽、テレビのプロデューサーなどとして知られる。タイム誌の「世界でもっとも影響力のある100人」に選ばれ、2月に売り出した男性用香水の「アンフォーギバブル」の売り上げも好調だ。

「パフ・ダディ」「ショーン・コムズ」など、次々と名前を変えることでも有名。  ディディは新作について、「これまでのアルバムは、自分自身の周りで起きた出来事を歌にしていただけ。今回はちゃんとした音楽だ」と話す。たしかにこれまでのアルバムは、ジェニファー・ロペスとの破局やクラブでの銃撃事件など、超派手な出来事に彩られていた。

「音楽」へのこだわりは参加ミュージシャンの顔ぶれでも分かる。これまでは、“バッド・ボーイ・ファミリー”内の気心の知れた仲間と作っていたのに、今回はクリスティーナ・アギレラ、ジェイミー・フォックスらが参加している。

ヒップホップ・サイトの編集者、ラシュアン・ホールさんは「ディディは自らを偉大なラッパーだと称したことは1度もない。自分自身に正直であろうという姿勢は評価されるべきだ」と話している。



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