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シャ乱Q、6年ぶり活動 
つんく♂「男の気持ち歌いたい」 
  東京朝刊 
平成12年末から活動を休止していた人気バンド「シャ乱Q」が、いよいよ本格的に再始動した。13、14日に大阪で約6年ぶりのライブを開いたボーカルのつんく♂は「これからは焦ることなく、長く続けていきたい」と抱負を語った。

シャ乱Qのボーカル、つんく♂(撮影・川村陽子)

シャ乱Qは平成4年7月にメジャーデビュー。メンバーはつんく♂、はたけ(ギター)、まこと(ドラム)、たいせい(キーボード)の4人。ミリオンセラーの「シングルベッド」や「ズルい女」、「いいわけ」などヒット曲を連発した人気バンドだ。12年12月に活動の「休憩」を発表、メンバーそれぞれがソロ活動やプロデュース業などにあたってきた。

活動再開のきっかけは、昨年夏のつんく♂のディナーショーに訪れた事務所の先輩歌手、堀内孝雄からアドバイスを受けたこと。アリスを再活動させた体験を持つ堀内からの勧めもあり、「複雑に考えずに取り敢えずやってみようか」と、準備を始めたという。

つんく♂は「時にはけんかもするけど、メンバーはとても仲がいい。久しぶりに顔を合わせてもまったく違和感がなかった。個別の活動を経て、さらに良いものを見せられると思う」と自信をにじませる。来月末にニューシングル発売も決まり、「常に男の気持ちを歌う曲を、じっくりとマイペースで作っていきたい」という。

アマチュアバンドのころ、大阪城公園で行っていたストリートライブ「城天(しろてん)」で評判を呼び、大阪から全国へと羽ばたいた。再始動の“スタート地点”も大阪と決め、今回のライブを企画した。つんく♂は「待ってくれていたファンの期待もあるだろうし、自分たちも歌いたい歌。まずは、大阪の『こってりした兄ちゃん』たちがまた動き出すんやで〜、とアピールしたかった」と話している。(田野陽子)



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