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電子マネー機能も搭載
たばこ自販機の成人識別ICカード  
  東京朝刊
日本たばこ協会などは19日、平成20年以降、国内の自販機でたばこを買う際に必要となる成人識別ICカードの名称を「taspo(タスポ)」と発表した。JCBに業務を委託し、電子マネー機能を搭載する。

たばこ自販機で成人を識別するICカード「taspo」(撮影・高橋寛次)

名称は「タバコ」「アクセス」「パスポート」をつなげた造語。20年3月から全国で順次、これを自販機の読み取り部分にあてなければ、たばこを購入できなくなる。カードには顔写真、氏名、会員番号、有効期限などが記される。譲渡や貸与などの不正使用が分かれば、利用停止とする。

発行申し込みは身分証明書など本人確認できる書類のコピーと顔写真を郵送。詳細は今後、発表する。先行導入する鹿児島、宮崎両県が19年12月から受け付け、他の地域は20年2月から。導入は同年3〜7月にかけて順次行う。

電子マネーはたばこの自販機でのみ使用可能で、2万円まで蓄積できる。喫煙者は全国で約3000万人いるとされ、カードの普及の目安は7割とみられている。



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