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女性視聴者に人気
大河ドラマ NHK「功名が辻」 視聴率合戦、いざ勝負 
  東京朝刊 by 安藤明子
いざ関ケ原へ−。司馬遼太郎原作のNHK大河ドラマ「功名が辻」(日曜後8・0)も佳境を迎え、11月5日にはいよいよ関ケ原の合戦を迎える。1月からの平均視聴率は20・9%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)。最近5年の大河では「利家とまつ」(平成14年)の22・2%に次ぐ高視聴率だが、はたして逆転Vなるか。これまでの反響とラストスパートの見どころを紹介する。

29日の「決戦へ」では千代(仲間由紀恵、右)の機転が家康を感動させる。左は六平太(香川照之)

現代に通じる夫婦
「功名が辻」は“内助の功”で知られる山内一豊の妻、千代(仲間由紀恵)と信長(舘ひろし)、秀吉(柄本明)、家康(西田敏行)に仕えた愚直な夫、一豊(上川隆也)との愛と知恵の物語。戦国武将の生涯が主軸の従来の大河と異なり、女性の支えで出世した武将を扱った点で「利家−」と共通しており、「歴史は苦手だが話が分かりやすいと、女性視聴者に多く見られているのが特徴」とチーフプロデューサーの大加章雅。

「政治的な話やダイナミックな戦闘シーンをもっと見たいという男性視聴者と、最近は家庭劇が少ないという女性視聴者の両方を一度に満足させるのはなかなか難しい」と苦笑する。が、ヒットの要因については「英雄(武将)ではなく英雄を上司にもつ一般人に近い夫婦を主軸にしたことで3英傑のワルやずるさの部分も描ける構成と、ささやかだけど信頼し合って生きる夫婦の姿、実直にこつこつ働く一豊が報われていくところが、今の時代へのアンチテーゼとして受け入れられたのでは」と分析する。

「利家」の背中見えた

「利家−」以降の平均・最高・最低視聴率は別表の通りだが、「功名−」の最高が10月1日放送の「秀吉死す」で記録したのに対して、ほかの4作は放送スタート直後の1、2月にマーク。しかも最高と最低の数字の幅をみると、「功名−」は幅が小さく安定しているのが特徴だ。

今後も、賢妻・千代の最大の功績といわれるエピソード(29日)をはじめ、「関ケ原」後も家康軍に敗れた石田三成(中村橋之助)の死、土佐二十万石の城主となった一豊と千代の熟年離婚危機…など、12月10日の最終回まで見どころ満載だ。

大加は「最高視聴率25%は欲しい」。脚本の大石静も「もっと取りたい」と急カーブに期待しているとのことだが、さてどこまで伸ばすか。



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