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男女2人の濃密な30分
「LOVE30〜女と男と物語」
  東京朝刊 by 柳谷昇子
3人の気鋭作家が書き下ろした30分のラブストーリー3話を男女3組の俳優が演じるオムニバスの舞台「LOVE30〜女と男と物語」が11月3日から東京・渋谷のPARCO劇場で上演される。

前列左から水野美紀、YOU、真中瞳、後列左から山寺宏一、生瀬勝久、片桐仁(撮影・柳谷昇子)

朝日放送のドラマ「女と男と物語」の企画をもとにした舞台。登場人物は男女2人だけで、回想シーンを入れず現在進行形で物語が展開し、「舞台のようなドラマ」と評判を呼んだ。

演出は、ドラマも手がけた宮田慶子。「理想的なキャスト。男女の1対1の濃密なバトルを楽しんでほしい」と話す。その顔ぶれは−。

水野美紀と山寺宏一による、離婚した元妻と夫の物語「スパイス・イン・ザ・バスケット」(三島ゆき作)。水野は「30分の最初と終わりで2人の関係性に変化が生まれるよう繊細に演じなければいけない。挑戦しがいがあります」。山寺は「身につまされるセリフが多い」と笑わせる。

真中瞳と片桐仁は、かつて憧れた相手と思いがけず再会する「結婚相談所」(サタケミキオ作)。「面白い脚本をどう演じるか考えています」と真中。片桐は「男性3人に共通しているのがメガネともじゃもじゃの髪。それが僕が選ばれた決めてだったのかも」。

そしてYOUと生瀬勝久は、お通夜での再会を描く「兄への伝言」(蓬莱竜太作)。「セリフの記憶は30分が限界。生瀬さんの足を引っ張りながら自分の記録に挑戦したい」とYOUが言えば、生瀬は「どの組が一番ほめられるか。YOUさんをけ落としたい」。



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