産経Webへ戻る
ENAKってどういう意味? | お知らせ | 新聞バックナンバー購入 | 問い合わせ | リンク・著作権 | MOTO | 産経Web
父譲りイケメンが来日公演 
カイル・イーストウッド ジャズベーシスト 
9月12日(火) 東京朝刊 by 宝田茂樹
父は名優で、映画監督としても評価の高いクリント・イーストウッド。いわれてみると、なるほどよく似ている。今年38歳になったイケメン・ジャズベーシストの奏でるサウンドは、力強く美しい。20日に通算3枚目のアルバム「カイル・イーストウッド/NOW」(ビデオアーツ・ミュージック)を日本で先行発売する。11月2〜7日には、初の来日公演も決まっている。


ジャズ好きの両親の影響で、子供のころからジャズに囲まれた生活。8歳でピアノを習い始め、10代になってからはギターやベースに興味を抱くようになる。ポール・チェンバース、レイ・ブラウン、ロン・カーターといったジャズベーシストの巨匠たちの音楽に慣れ親しみ、「ごくごく自然に、ベーシストになっていました」と話す。

エレキベースとアコースティックベース双方を使いこなすが、「伝統的なジャズからR&B、ポップスまで、幅広い音楽に興味があります。今回のアルバムは、これまで続けてきた音楽活動のひとまずの集大成になりました」と自負する。

映画「ミスティック・リバー」(03年)、「ミリオン・ダラー・ベイビー」(04年)の音楽を、監督の父とともに担当。また、第2次世界大戦の硫黄島での激戦を日米それぞれの視点から描いた父の話題作「父親たちの星条旗」(10月28日公開)と「硫黄島からの手紙」(12月9日公開)の音楽は、作曲、演奏ともに全面的にかかわった。



産経Webは、産経新聞社から記事などのコンテンツ使用許諾を受けた(株)産経デジタルが運営しています。
すべての著作権は、産経新聞社に帰属します。(産業経済新聞社・産経・サンケイ)
(C)2006.The Sankei Shimbun All rights reserved.

ここは記事のページです