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「プロジェクト・ランウェイ」
リアリティー番組が若者を動かす 増えたデザイナー志望者
9月12日(火) USA TODAY
ケーブルテレビ局ブラボーのリアリティー・ショー「プロジェクト・ランウェイ」の人気でデザイン学校への入学志願者が増えている。

「プロジェクト・ランウェイ」のプロモーション。スーパーモデル、ハイジ・クラム(中央)が司会なのも人気の理由の1つ

「プロジェクト」は出演者にカジュアル・ドレスや美人コンテスト用ガウン、スリーピースのスーツなどの課題と安売りで買った生地、家庭にある服飾品、リサイクル場から拾ってきた素材を与え、デザインの勝ち抜き戦を行う番組。

340万人が視聴したといわれ、ブラボー局の人気ナンバーワン番組になった。

この人気のおかげで撮影場所を提供したパーソンズ・ザ・ニュースクール・フォー・デザイン(マンハッタン)のデザイン学科志願者が増加した。放送が始まった2004年の745人から今年は903人に増えたという。

同校に近いファッション・インスティチュート・オブ・テクノロジーも同時期に241人から327人に増えた。

大都市の技能系学校を認可しているアート・インスティチュートによるとデザイン学科の志願者は番組開始以降45%増えた。

パーソンズのファッション・デザイン部のティム・ガン部長は「番組はファッション・デザインの神秘性を明るみに出した。学生の父母からは『テレビでみるとデザインの難しさが分かるから、自分の子どもを尊敬できる』という話をよく聞く」と関心の高まりを喜んでいる。



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