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「ダンドリ。〜Dance☆Drill」
榮倉奈々「要から元気をもらった」  
9月13日(水) 東京朝刊 by 安藤明子
チアダンスに青春をかける女子高生たちの日常を描いてきた心温まるコメディーも、最終回(19日)間近。「コンビニまで行くのに車で10分もかかったんですよ」と目を丸くする河口湖での4月の特訓合宿から約半年、ひたすらヒロインの要役に打ち込んできた。

「ダンドリ。〜Dance☆Drill」出演中の榮倉奈々さん

「わたし個人としては今年の夏は経験してません。友達と『海に行きたいね』『お祭りに行こうか』といった会話もなく終わりました」と話す言葉とは裏腹に、まだあどけなさが残る顔には笑みが広がる。

「スポーツは嫌いだったから練習は苦しかったし、こんなに忙しかったのも初めてだけど、やればできるんだと思えた。このドラマと出合えて本当によかったです」。収穫の多かった半年を振り返る。

天然ボケの要がチアダンスに首をつっこんだのはあこがれの先輩のバスケットの引退試合を応援するため。だが、夢中で練習するうちに充実感を覚え、やがて全国大会出場に向けて夢をふくらませていく…。

9頭身の美少女。中学時代に雑誌「セブンティーン」の専属モデルとなり、女優としても活躍しているが、連続ドラマの主演は初めて。

「せりふを覚えるだけでいっぱいいっぱいのうえにダンスのレッスン。筋肉は張るし、眠いし…、自分との闘いはたくさんあったけど、要から元気をもらい、チームメンバーや監督の何気ない一言に励まされ、助けられながらやることができました。最終回を撮り終えたときにはホッとする一方で、寂しくもありました」

何よりもチームの一体感が要求されるチアダンスを通して、芝居のチームプレーの「いろは」を改めて学んだ18歳の長い夏の幕が下りる。



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