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老舗旅館で秋を味わう
中伊豆づくしの会席はいかが
9月13日(水) 
伊豆の食材、工芸技術を使った、秋の味覚たっぷりの会席料理を老舗(しにせ)旅館で味わいませんか−−。

修善寺物語御膳 森の香り

国の登録文化財にも指定されている伊豆・修善寺の新井旅館(静岡県伊豆市修善寺)で今月16、23日、昼の会席「修善寺物語御膳 森の香り」を楽しむイベントが行われる。

新井旅館を運営するNPO(民間非営利団体)「靫彦・沐芳(ゆきひこ・もくほう)会」と、やはり伊豆市のNPO「伊豆森林夢巧房研究所(夢巧房)」が企画。食材から食器の材料まで“伊豆づくし”で、地元の魅力を広くアピールするのが狙いだ。

料理の腕をふるうのは新井旅館の浅利裕美調理長。秋サケやクリ、マツタケやギンナンなど秋の味覚はもちろん、黒米、ワサビなど地場の食材を調理する。

料理をさらに彩るのは、スギの木をくりぬいて作った円型の二段重で、これは中伊豆の森林再生で出たスギ、ヒノキなどの間伐材を利用した木の器を作る工房である夢巧房が提供する。

夢巧房の“器職人”たちは各地から集った若者。彼らはものづくりの道を選んで中伊豆へやってきた。

今回の会席で使われる二段重やはし、はし置きは、そのまま土産として持ち帰ることができる。

料理は一の重が、ウナギ西京焼き、秋サケユズ香焼き、合鴨治部焼きなどの焼き物。二の重がサンマのうま煮、サトイモの土佐煮など煮物。ごはんはマツタケごはん。



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記事関連情報
今月16、23日。いずれも午前10時から午後2時半まで。料金はひとり1万円。予約制。予約・問い合わせは、NPO靫彦・沐芳会(電話0558・72・5188)まで。