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一般参加者の1人が病院で手当て
TBS「KUNOICHI」収録中に感電事故
9月13日(水) 東京朝刊
女性たち一般参加者らがさまざまな競技で運動能力と体力を競うTBS系番組「KUNOICHI」の収録中に先月下旬、一般参加者の1人が感電して病院で手当てを受ける事故があったことが12日、分かった。TBSは事故について総務省や警察、消防当局に通報していなかった。

TBSによると、事故は先月28日深夜、横浜市青葉区内のスタジオで収録中に発生。一般参加の女性が競技施設の下に設置された水槽(深さ約1・2メートル)の中に落ちて、水から上がる際、照明施設に手をかけたところ感電した。

番組スタッフらが救出し、近くの病院に車で運んだが、女性は治療を受けた後、そのまま帰宅した。原因は照明器具の不具合とアース設備の不備だったという。

収録は事故のため一時中断した後再開し、未明まで続けていたが、他の競技参加者には事故について説明していなかったという。

TBS系では、5月に放送された健康情報番組「ぴーかんバディ!」で紹介された白インゲン豆のダイエット法について、実際に試した視聴者から激しい下痢や嘔吐(おうと)を訴える苦情が約1000件寄せられ、うち100件が入院し、総務省は行政指導としては最も重い警告を出していた。

7月には、報道番組「イブニング・ファイブ」の旧日本軍に関するニュースの中で、内容と関係のない安倍晋三官房長官の顔写真が映し出されたとして、総務省が放送法違反としてTBSを厳重注意するなど不祥事が続いている。

TBS広報部の話「今回、事故に遭われた方には深くおわび申し上げます。今後、さらに安全確認の徹底に努める所存です」



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