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2万8395人に 女性85%
100歳以上人口 過去最多に
  速報
国内の100歳以上の高齢者は今月末時点で2万8395人に達し、昨年より2841人増えて過去最多を更新したことが15日、「敬老の日」(18日)を前にした厚生労働省のまとめでわかった。女性が2万4245人で85%を占め、男性が4150人となっている。

老人福祉法制定とともに調査が始まった昭和38年の100歳以上は153人だったが、56年に1000人、平成10年に1万人に到達。来年は3万人を突破するのがほぼ確実とみられる。

長寿日本一は昨年と同じで、女性最高齢の福岡県福智町、皆川ヨ子(ね)さんの113歳。男性の最高齢は、宮崎県都城市の田鍋友時(ともじ)さんの110歳で、今月18日に111歳を迎える。

人口10万人あたりの100歳以上の高齢者の割合は22.23人(昨年20.01人)。都道府県別では、沖縄が34年連続トップで54.37人、次いで高知51.88人、島根51.08人の順。ベスト10に九州から5県、四国から3県が入った。少なかったのは埼玉10.80人、千葉14.04人、青森14.41人の順で、埼玉は17年連続の最下位。

また、本年度中に新たに100歳になる人は、永住在日外国人、海外在留邦人を含め計1万5370人(前年度比2666人増)で、小泉純一郎首相から祝い状と記念の銀杯が贈られる。

調査結果はこれまで毎年、100歳以上の高齢者の人数と長寿上位100人の全国高齢者名簿(長寿番付)を公表していたが、今年は全体の人数と、氏名公表などに同意した109歳以上の高齢者の公表に変更した。



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