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今井美紀20年ぶりの撮影
「象の背中」映画化 秋元康原作 今秋公開
  東京朝刊 
作家、秋元康さん(50)の初めての新聞連載小説「象の背中」が映画化されることが決まった。肺がんで余命半年と宣告された会社員と家族たちの物語。主演は役所広司さんで、その妻役には20年ぶりに映画出演する今井美樹さんをキャスティング。井坂聡監督がメガホンを執る。7月初旬に撮影を開始、今秋全国公開される予定。

主演の役所広司さん(撮影・小松洋)

「象の背中」は平成17年1月から6月まで産経新聞朝刊に連載され、秋元さんのもとには映像化を希望するオファーが殺到していた。配役について秋元さんは「役所さんには、1人の男の中にあるいくつもの顔を演じてもらえるのが楽しみ。今井さんが身勝手な男の生き方をどう受け止めて演技をするのかわくわくしています」と話す。

役所さん演じる主人公、藤山幸弘は48歳の不動産会社の営業部長。妻の美和子(今井さん)、2人の子供との家庭を持つ一方で、悦子という愛人がいた。が、医師から肺がんで余命半年だと宣告され…というストーリー。

近年、「SAYURI」や「バベル」など国際派俳優として活躍の場を広げている役所さんは「原作を読んで、死を目前にした男の家族、大切な人々の愛情に何度も涙しました。父、夫、男としての正直な気持ちを丁寧に演じたいと思います」と新作への意気込みを話した。

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