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「俺は、君のためにこそ死ににいく」試写会
“特攻の母”の孫、ひ孫と歓談 都知事も出席
  東京朝刊
太平洋戦争の末期、“特攻の母”として慕われた鳥濱トメさんの視点で、若き特攻隊員たちの熱い愛や青春を描く映画「俺は、君のためにこそ死ににいく」(5月12日公開)の完成披露試写会が24日、東京国際フォーラム(東京都千代田区)で開催され、トメさんの孫やひ孫たち親族30人も新作の映画を楽しんだ。

トメさんの孫やひ孫たちと「特攻の母」の思い出を語り合う石原慎太郎都知事(前列中央)=24日、東京国際フォーラム(撮影・古厩正樹)
トメさんの孫やひ孫たちと「特攻の母」の思い出を語り合う石原慎太郎都知事(前列中央)=24日、東京国際フォーラム(撮影・古厩正樹)

試写会に先立ち、トメさんの子孫らは、製作総指揮と脚本を担当した石原慎太郎・東京都知事らと歓談。石原知事は「この中で東京にいる人はどれほどいるんですか?」と尋ねたり、トメさんを慰霊するものを作りたいね」と語るなど、トメさんをめぐり、和やかな時間を過ごした。

試写会には一般の映画ファンや関係者ら計約1300人が参加。石原知事や新城卓監督、トメさん役の岸惠子さんら9人が舞台に立ち、岸さんは「何千もの若い人々を無償の愛で支えたトメさんを、真心込めて演じさせていただきました」と、作品への思いを語った。

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